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珀宝丸(はくほうまる) 京都府伊根町 アマラバ 2024年4月11日(木)

2024/04/14 11:53
寒鰤、ビンチョウマグロ、クロマグロと完全ボウズが続き、そろそろ魚の引きも味わいたいと、 釣れる可能性が高い、美味しい「アマダイ」を今回の狙いにしました。

シロアマダイだと和歌山になるのですが、満船だったり良い船が探しきれず、丹後で探すことに しました。

丹後でも、アマラバからタイラバに変更となってくる季節で、なかなか遊漁船が見つかりません。

丹後の伊根に「珀宝丸」という遊漁船があり、アマラバがカレンダーにありましたので 早速電話して予約してみました。

前日の19時が確認電話とのことでしたが、だいたいは18時前後に船長から電話しますとの ことでした。

久しぶりの「珀宝丸」だったのですが、結果としてとても良い船(私に合っている)と わかり、大正解でした。

当日は6時30分出船となり、すこし早めです。

七面山駐車場が集合場所になります。ゲートから入口に入ったところに船が見えます。

その前に車をつけることができますので、とても便利な立地です!

駐車場は1日3000円ですが、釣行後に船長から500円になるチケットがもらえますので 駐車場の券は大切に保管してください。

まもなくするともう一台の車がきました。同船者のようです。船長も車で来て 乗船名簿を回していきます。

どうやら今日は2名だけのようです。2名でも出てくれるんだと感心していたら なんと!!1名でも出てくれるらしいのです。

平日だととんでもなくラッキーなこと(まさかの一人だけ乗船)があるかもしれませんね。笑

集まらないので、出航中止ということも平日は割とありますので 使い勝手の良い遊漁船でもありますね。

釣り座はジャンケンして、見事に負けましたので、ミヨシに回ります。ドテラの左舷流しです。

小さな船なのですが、キャビンもしっかりとスペースがあります。

シンカーの重さを聞いてみると、それなりに風もあるので250g以上が良いと アドバイスをいただきました。

釣り場までもう一人の方と話しをしていますと、タイラバ中心にかなり乗っているようです。

網野のシーマンと、伊根の珀宝丸メインとのことでした。

30分ほどでポイントに到着しました。水深は100mぐらいです。

風も潮もあり、船が流れます。

初めは250gの鉛と熟成アクア2本掛けで始めます。

2名なので、船長との距離も近く、色々と相談しながら釣りを始めていきます。

まず、アマラバでも鉛よりタングステンが良いということ、落としてから直ぐに巻き上げるのでなく 一呼吸おく、どろにシンカーがめり込んだ状態から「すっと」ひきあげる、とありがたい アドバイスをもらいました。

また、熟成アクアは4回に一度は交換して、匂いが常にある状態を心がけているようです。

今回もマフグが連発なのですが、小さなアマダイが釣れてきました。シンカーは色がついてない 銀色のものです。私はビンビンスイッチ キャンディ 200gタングステンに交換します。

ほどなく、ボトムでガツガツと当たりがあり、そのあと全くひかなくなります。まさに アマダイの引きです。小さなアマダイが釣れました。

ここから「珀宝丸」の良さが良くわかるところでした。船長が漁師出身であり 魚の扱いにかなり気持ちをこめています。地元の魚を美味しく食べてもらいたいと いう意識が魚の扱いがかなり丁寧です。

冷やし込みが魚の鮮度や旨さを保つために一番大切だと話されます。私も同感です。

釣った魚は極力触らず、脳じめ、えらぎりを行って、冷やし込んだ海水で血抜きを 行います。一般的にはバケツに魚を掘り込んでしばらくおいておくのですが 釣り上げた魚の温度は高く、どんどん身質が悪化します。

ただ、残念ながらバケツの放り込んでおくのが丹後の遊漁船の一般になって しまっているので、魚の色が変わってしまっている状態で持ち帰っています。

これは最悪ですね。

珀宝丸では、冷やし込み用のクーラーと保管用のクーラーと 大型のクーラーを2つ設置していています。

神経締めは魚種等を見ながら、最適な対応を行われているとのことです。

今回、マフグがやはりかなり釣れたのですが、同じように冷やしんで くれました。前の遊漁船で釣った時は、かなり臭かったのですが 今回はそんなことがなく、持ち込んでフグ屋さんでも今回は身質が いいと大小判をおしてくれました。

安心して魚を任せられるので、釣りも集中することができます!

もう1匹、アマダイを追加したのですが、あたりが止まります。

小さなタングステンジグで中型のアマダイを乗船の方が釣り上げましたので

すぐ真似させていただきます。

ベイトなのですが、いわゆるスピネギの感じでやってみます。あまりやったことが ないので普通のライトジギングの感じでやっていたのですが、船長からアドバイスを もらいました。

基本はジグを横にしないことが大切とのことでした。ぴょんぴょんとリズミカルに 縦にジグを移動させて、10mぐらいまであげてさげての繰り返しのようです。

残念ながら、ジグでは釣れなかったのですが、アマラバでもう1匹追加して あとはレンコダイ、マフグで終了しました。

今回のタックルは

タックル1

ロッド  レスターファイン ARCーEN−CIEL 68α

リール  シマノオシアコンクエストCT 300PG

ハンドル リブレ BJ75-83

タックル2

ロッド  タカミテクノス モズ623 ライトゼロ

リール  シマノ ソルティガIC100

ハンドルハンドル   リブレBJ92-100

帰港後、船にホースを持ち込んで、タックルを洗うことができます。

最後に精算をして、駐車場のチケットももらいます。船の目の前に車を おいておけるので、やはり便利ですね。

帰りに高槻のふぐ義でさかなを捌いてもらいました。今回は全て唐揚げにして もらいました。

アマダイは少し寝かせてからいただきますが、マフグの唐揚げはかなり美味しかった ですね。トラフグには少し劣りますが、他の丹後で釣れる魚と比較すると、かなり上位 ですね。

今回、これだけ魚を丁寧に扱う船長と出会ったのですが、丹後では最も美味しく 魚を持ち帰ることができる遊漁船なので、本当によかったです。

マグロでもお世話になれればと思います。

よろしくお願いします。

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