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KAIEIMARU(三重県鳥羽市) 太刀魚テンヤ 2022年10月26日

2022/09/29 05:00

大阪湾が発祥とされるタチウオのテンヤ釣りは、東京湾でも人気を集めており、最近では東海地方でも注目され始めています。

今回はそんなタチウオのテンヤ釣りにも対応している遊漁船を紹介します。

 

そもそもタチウオのテンヤ釣りとは

オモリと掛け針を一体化させた仕掛けに冷凍イワシやイワシの切り身を括りつけて、ルアーのように扱って楽しむ釣り手法です。

 

地域によってタチウオのテンヤ釣りは目的が異なっており、大阪湾では『数を競うテンヤ釣り』『東京湾ではサイズを狙うテンヤ釣り』が多く見られます。ちょうど真ん中の東海地方では『サイズを狙うテンヤ釣り』の流れが見られます。

 

そこで今回は鳥羽の遊漁船『KAIEIMARU』さんにお世話になり、ビックサイズのタチウオ通称ドラゴンを狙いに行きました。

 

集合及び出船は朝の5:30

 

10月末の秋深まる時期でも乗り場は明るく、他の遊漁船と間違ってしまうようなことはありません。乗船時に点呼をとり、船内での位置を決定してもらいます。

 

乗客全員が協力して荷物を船に入れ、準備が完了したら出船します。

今回はKAIEIMARUさんの独自のキャンペーン『ドラゴンチャレンジ』を開催中のため、仕掛けやラインについてはキャンペーンの対象内で準備しました。

 

★今回の仕掛け

●      テンヤ40号ケイムラカラー

●      ナイロンリーダー

●      PEライン2号

●      タチウオテンヤ用ベイトリーダー・ロッド

 

*今回のイベント『ドラゴンチャレンジ』は2022年9月1日~10月30日までのイベントですが、KAIEIMARUでは期間限定のイベントを随時開催しているので、イベント参加を希望する際は公式HPサイト(https://sugashima-kaieimaru.com)にて確認してください。

搭乗した25日は午前中ところにより雨が降っており、うねりがみられる海でした。

出港後約1時間ほど走り、釣りポイントである神島沖に到達後釣りを開始します。その日の神島沖には数多くの遊漁船や漁船、海鳥も確認できました。その日その日で魅力的なポイントに連れて行ってくれるので安心して釣りに集中できます。

 

各ポイントでは、船長さんが深さ「○○メートル」と伝えてくれるので、その深さまでテンヤをおろしていきます。

例えば水深90メートルの場合、海底から10メートルのあたりからコツコツとアタリが感じられ、深い場所であたるタチウオは指3本以上、さらに上層になると細いタチウオがあたるので深さによってサイズを狙った釣りができます。

 

★タックルのポイント

タチウオのテンヤ釣りのタックルポイントは3つ。

ポイント1

一つ目は深さを間違えないこと。

船長が海底の深さやタチウオの反応のある層を教えてくれます。その深さにしっかりとおろしてあげることが何よりも大切です。

 

ポイント2

二つ目は緩急のある動きを見せること。

タチウオのテンヤ釣りでは細かい動きと止める動きを見せて緩急をつける必要があります。テンヤの動きは細かく動かすイメージで十分ですが、止める時間が短いとタチウオが食いついてくれません。感覚では5秒ほど待っても問題ないレベルです。

 

ポイント3

三つ目は合わせるタイミングを見つけること。

タチウオのあたりは「コツコツ」「フワッと」「コンッ」と三種類ぐらいあります。ほかの釣りにはあまりない感覚ですし、釣り上げる際も掛かっている感覚がなくなるなど違和感を感じることがあります。

どのタイミングで合わせるべきか慣れると釣果が期待できます。

これらのポイントは全て船長さんが丁寧に説明してくれますので、聞いたことをそのまま試していくと楽しく遊漁船を味わうことができます。

 

 

タチウオ釣りは深さによって釣果を調節できるので、数狙いの場合は浅めの層を集中的に狙い、ドラゴンを狙う場合はボトム付近を念入りに探ることで2パターンの楽しみを味わうことができます。

 

この日は良サイズのタチウオがたくさん釣れており、指4本以上のものがどんどん上がっていってました。さらに開催中イベントの『ドラゴンチャレンジ』の順位が変動するサイズも上がっていました。

記録は1m31cmのビックサイズ。もちろんイベントの暫定一位が変動しました。

近年東海地方、特に伊勢湾では良型のタチウオが釣れています。しかしテンヤ釣りを提供している遊漁船は三重県にはそれほどありません。今回お世話になっているKAIEIMARUさんは三重県で初めてテンヤ釣りに対応した遊漁船になります。釣れるポイントも三重県でのテンヤ釣りのコツも熟知しています。

 

★KAIEIMARUの船長

KAIEIMARUの船長さんは鳥羽の菅島生まれの若い方です。とても気さくで、釣り竿を忘れたお客さんに対しても和やかなムードで対応してくださります。たくさんコミュニケーションをとったり、船長さんとの関係性を大事にしたい方にとっては嬉しい船長さんです。

 

 

★KAIEIMARUの設備

KAIEIMARUさんでは船頭と船の中腹の2か所に休憩スペースがあり、雨がひどくなった時や体調が悪くなった時でも体を横にできます。また水洗トイレ、ポット、電子レンジも完備されています。

 

KAIEIMARUさんはジギングやキャスティングを専門としたルアー釣り船になります。伊勢志摩・鳥羽の海を知り尽くした菅島生まれの船長が各ポイントに案内してくれるため、安心して釣りを楽しむことができます。また乗合船と仕立船の両方が対応可能で、2021年にリニューアルされた新しい外装も特徴です。

 

★KAIEIMARUの乗船場所・駐車場

KAIEIMARUさんの乗船場所は近鉄中之郷駅から徒歩で約13分の場所になります。

徒歩でも利用できますが、車で来ることをおすすめします。車では「〒517-0011 三重県鳥羽市鳥羽4丁目2388−10」をカーナビで検索、「盛徳海運」の裏側に駐車場があります。

 

予約や釣果情報は公式HPやインスタグラムで配信されています。

KAIEIMARUの公式HP

https://sugashima-kaieimaru.com

 

Instagram

https://www.instagram.com/sugashima_kaieimaru/

 

執筆者S.Y

 

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